健康

健康な体温を維持する!温活の重要性。

この記事では、これまでの数十年の生涯で様々な病気に罹患した管理人が、病気になりにくい体を作るべく情報集めに奔走している様子を記しています。今回は、体を温めること(冷やさないこと)の重要性について、経験談も含めたお話をしていきたいと思います。

 

 

目次

 

①そもそも、健康な体温とは?1度違うだけで、免疫力はこんなに違う!!

②恐ろしい低体温の話。デメリット満載の低体温。

③温活のススメ。内側からも、外側からも、とにかく温まろう!体を温めよう!

 

 

 

 

①そもそも、健康な体温とは?1度違うだけで、免疫力はこんなに違う!!

 

突然ですが、皆さんの平熱は何度でしょうか?現在の私は平均すると36.5℃位ですが、以前は35度台後半か、36度台前半でした。しかし、本当はもっと上げたくて、常に37.0℃かその前後を常にキープしていきたいと考えています。それはなぜかと言いますと、体温が適切ではないと、病気にかかっていしまいやすくなるからです。健康な人の体温は、大体ですが36.5℃~37.2℃位と言われているそうで、36℃以下は低体温、37.5℃以上は発熱状態と呼ばれるようです。測る部位により数値が変わったりしますが、一般的には、おでこや腕の表面などよりも脇下や舌下で測る方が正確なようです。

 

では、なぜ体温を知ることがが重要なのかと言いますと、体温は私たちの持つ免疫力と密接な関わりがあるからです。

免疫機能においては病原体などの異物(抗原)を食べて排除するマクロファージや、抗体を作るB細胞など、たくさんの免疫細胞がたくさん働いているのですが、免疫細胞には温度が高いと活発化するという性質があるのです。

 

免疫細胞が正常に働ける体温は36.5℃。そこから体温が1℃上がると最大5倍~6倍も免疫力が上がり、逆に1℃下がると免疫力が30%下がるといわれています。病気になったときに発熱するのは、体が体温を上昇させることで免疫細胞を活性化させ、病気と戦う力を上げようとしているからです。

 

そのため、発熱したときには無理に薬を使って熱を下げずに、できるだけ自然に任せたほうが、かえって早く治ることもあります(高熱で体調が悪化している場合は除く)。このように、免疫力をアップして病気に負けない体を作るには、健康な体温を保つことが欠かせないのです。

 

 

②恐ろしい低体温の話。デメリット満載の低体温。

 

 

では、低体温の何がまずいのかと言いますと、まずは免疫機能の働きが悪くなり、病気にかかりやすくなってしまうこと。放っておくとアレルギーや便秘、肥満、自律神経の不調などに悩まされるようになる人もいます。

 

更に、35度台は癌細胞が好む体温と言われており、活動が活発になるのだそうです。癌細胞は低体温、低酸素、高血糖が大好きであることはよく知られています。また、【冷えは万病のもと】とも言われますよね。体が冷えることにより、内臓などの血の巡りが悪くなって様々な悪影響が出てきます。たかが低体温と侮ってはいけません。

 

体温は赤ちゃんの頃は大人よりも高めで、10歳を過ぎるころから安定し、50歳を過ぎてくると次第に下がり始めると言われています。代謝能力の変化も要因の一つにありそうですが、加齢による内蔵機能の衰えや熱を作り出す筋肉の減少なども原因の一つと考えられています。私の母は高齢ですが、冬に寝床に入る際に寒さを感じることが昔よりも格段に増えたと言っていました。人生初のしもやけも、足の先にできたほど(母の平均体温は36度台前半です)。

 

低体温のままでいいことなどありません。体温は簡単には上がらないと言われますが、今の生活を見直して、少しでも体を温める或いは冷やさない習慣を1つでも身につけていきたいものです。

 

 

③温活のススメ。内側からも、外側からも、とにかく温まろう!体を温めよう!

 

さて、どうやって低体温から脱却するのか??いろいろあると思います。私の場合は、体を温めると言われる食べ物を摂取したり、低温サウナやよもぎ蒸し、酵素風呂などで全身を温めたりしています。また、筋肉量を増やすために、ストレッチ、ウォ―キングなどの適度な運動も欠かせませんが、現在私は椎間板ヘルニアを患っており、痛みのせいで動きが鈍いうえに10分以上継続して歩けませんので、足のみのエアロバイクで代用しています。また、ここでもやはり精神的なもの、つまりはストレスもかかわっているため、その解消も大切になってきます。

 

人間はストレスを感じると、体内でコルチゾールというホルモンを分泌します。コルチゾールには筋肉を分解する作用があるため、ストレスを強く感じていると筋肉が痩せてしまい、体温が下がって免疫力が落ちやすくなります

 

また、免疫機能は自律神経との関係も深く、活発に動いて交感神経が優位なときには抗原を飲み込んで退治する顆粒球が、リラックスして副交感神経が優位なときには抗体を作るリンパ球が増える仕組みになっています。つまり、免疫機能が正常に働くには自律神経のバランスが取れていることが重要なのですが、ストレス過多になると自律神経が乱れ、免疫機能が正常に保てなくなります。そのため、健康な体温&免疫力アップを目指すには、ストレス解消がかかせません。

 

その他、寒さを感じたりすると、白湯やみそ汁などの温かい飲み物を飲んだりもします。食べ物では、生姜パウダー(生の生姜は逆に体を冷やしてしまうそう)やリンゴ、玄米や黒ゴマなど、体を温めると言われるものを意識して食べています。また、体を冷やすと言われる食べ物、コーヒー、アイスクリームやトマト、キュウリ、ナスなどはできるだけ食べないようにしています。こうした積み重ねが、いつしか体温の上昇につながってくるのかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか。体を温める、いわゆる【温活】は、今や女性のみならず男性にも広がってきています。ここで紹介した方法以外にも、沢山の方法があると思いますので、ぜひ自分に合った温活を取り入れていきたいものです。私も、平均体温37度台前半を目指して更なる温活頑張ります!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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