当ブログでは、これまでの人生で様々な病気を経験していくうちに、健康志向が高まっていく筆者『こありん』が独自の視点で考察していく記事を書いております。
今回のテーマは、デトックス、つまりは解毒です。
今からおよそ半世紀以上前、私の祖父母がまだ子供だったころ、まだ現代のようなアレルギーの類や難病と言われる疾患はほとんど存在していませんでした。それはなぜか??分かりやすく言いますと、現代よりも衣食住環境が汚染されていなかったからです。現代のそれとは大きく違っていました。
例えば、携帯電話や電子レンジ、電化製品の普及による電磁波問題。食品添加物や農薬、化学肥料の問題。洗剤などをはじめとする日用品に使われている化学物質の問題。・・・ざっと見ただけでもこんな感じで上がってきましたが、実際にはもっと変化していると思います。
そうした体にとって良くない、不自然なものは、今この世界を普通に生きている限り100%避けることは不可能です。スマホを使わないわけにはいきませんし、こうしてパソコンを使ってブログを執筆している間にもたくさんの電磁波を浴びてしまいます。
食べ物に関していえば、例え気を付けていたとしても知らず知らずのうちに農薬や添加物を少なからず摂取しています。それらを何も対策をとらずにそのまま体にため込み続けていると・・・??どうなってしまうのかは、想像に難くないと思います。
ですので、これらを体の中にため込んでだままにせず、極力排出していこうというのがデトックスです。デトックスにはいくつかやり方あります。それぞれ見ていきましょう~~!
目次
①デトックスはなぜ必要?するとしないでは数年後の腸内環境に変化が?!
②食べ物や水の摂取で意識するデトックス。これが一番手っ取り早い!
③運動や発汗などで新陳代謝を促してデトックス!!
④究極のデトックス?!断食で宿便を出す!
①デトックスはなぜ必要?するとしないでは数年後の腸内環境に変化が?!
私は、2年前に婦人科系の病気をするまで特にデトックスを強く意識したことはありませんでした。しかし、今後病気になりにくい体を作っていきたいと思ったとき、ため込んだものは出さなくてはまたいずれ体のどこかで悪さをするかもしれない・・・という不安に駆られ、その後は色々と意識するようになりました。
デトックスをすると一般的にはこんなメリットが言われています。
●血行が良くなり、新陳代謝もよくなる
●肌や腸内の状態も良くなる
●自律神経が整う
●太りにくい体になる
●冷え性やむくみなどを解消する
今、『腸活』という言葉が流行っていますが、これは腸内環境を良くしていくことだけではなく、それによって免疫力を向上したり、デトックスを促進させる意味もあるのではと思っています。見た目が良くなるだけでなく、体の内側からも綺麗になって、病気になりにくい体を作ることができる!多くの場合、特に難しいことをしなくてはならないということもなく、身の回りにあるものを少し変えたり、行動を少し変えたりするだけで将来なりうる不調のリスクから遠ざかることができるのなら、デトックスをしない手はありません。
即効性は望めないかもしれませんが、早い方なら数カ月後くらいから体調の変化を感じられる方もいると聞きます。ただ、人によって合う合わないがあるかと思いますので、そこだけは注意して行ってみてください。
②食べ物や水の摂取で意識するデトックス。これが一番手っ取り早い!
さて、それでは、どうやって体にたまってしまった毒素(老廃物、ダイオキシンなどの化学物質、水銀・アルミニウムなどの有害ミネラル等)を排出していこう??となった時に、おそらく一番最初に思い浮かぶのは、デトックスに効果的な食べ物や飲みものを探すことではないでしょうか。
それらを摂取して便通を良くしたり、利尿作用を促してデトックスすることが期待できるからです。毒は、
便…75%
尿…20%
汗…3%
排出できるなどと言われており、これを見ても、いかに排泄が重要であるかを理解することができます。
一般的にデトックスに効果があると言われる食べ物は次の通りです。
リンゴ、ゴボウ、キノコ、海草などの食物繊維が豊富な食材→→→毒素を排泄しやすくする効果あり
ニンニク、ネギ、ニラ、玉ねぎなど→→→毒素を包み込んで体内に吸収しづらくする効果あり
ブロッコリー、カリフラワー、大根、キャベツなど→→→毒素の無毒化を助ける効果あり
水は、『電解水素水』が良いようですが、一度に大量に飲むなど、摂取の仕方を間違わなければ、さほどこだわる必要もないのでは?と思います(かといって水道水を直に摂るのはおススメしません)。
③運動や発汗などで新陳代謝を促してデトックス!!
体を動かすことによって発汗を促し、デトックスと同時に血行も良くしていこうというわけです。運動が難しい人は、低温サウナやよもぎ蒸し、或いは酵素風呂、岩盤浴や陶板浴など、急な温度変化の少ない方法がおすすめです。汗自体はデトックス量は少ないのですが、血行を良くして新陳代謝をあげ、程よく続けていけば、低体温の人は普段の体温自体が上っていく効果があるなど、副産物が多いので結果デトックスしやすい体になります。
運動は、激しくなくてもよく、早歩きのウォ―キングやエアロバイクでも30分程度で、2日に一度程度は継続してみるといいと思います。
④究極のデトックス?!断食で宿便を出す!
なにも食べなければ毒を摂取することもない!その究極の方法が断食(ファスティング)です。断食は、上手にできるようになると、宿便と言われる長い期間腸内にたまり続けた匂いのきつい便が一気に出てくると言われています(私はまだ体験したことがありません)。また、断食は食べない間、消化器官を休ませることができるため、そこに使われるエネルギーが肌のターンオーバーを促すなどほかの用途に使われます。
更に良いことには、断食中は栄養が入ってこないため、体内に蓄積された脂肪を使ってエネルギーにします。その脂肪にこそ、有害物質がたくさんため込まれているのです。ですので、断食することにより脂肪をエネルギーにすることで燃焼され、結果それがデトックスにつながるのです。
断食には実にたくさんのやり方がありますが、昔ながらの水だけ断食は初心者にはおススメしません。これまでにファスティング関連の書籍をたくさん読んだ私ですが、まだすべての方法を試したわけではありませんので、どれがベストとは言い難いです。実のところ、試してみなければわからないことも多々あるからです。最低限脱水に注意しながら、場合によっては低血糖にも注意しながら行う必要があります。
まずは半日断食から始めて、徐々にステップアップしていくことをおススメしますが、個人での断食は3日間でやめておいたほうがよさそうです。それ以上は専門家の指導の下で行うのが無難です。
いかがでしたでしょうか。ラストは話が少しそれてしまいましたが、デトックスを続けていって効果を実感するには、自分に合った方法を見つけて、それを継続していく意思が必要ということです。できるだけストレスがかからず、且楽しんで続けていけるようなデトックス方法が見つかるといいですね。今回はここまでになります。最後までお読みいただきありがとうございました。